殿中は、水戸第九代藩主・斉昭公の時代に「殿中」で考案されたと云われており、その後広く巷間で好まれて今日まで伝承されてきた、水戸名物の素朴なお菓子です。
黄粉には、ビタミンB1・B2や食物繊維・大豆イソフラボンに代表される「大豆の美容健康効果」が多数あるといわれています。
また、原材料として使用されているブドウ糖が素早く脳へのエネルギーになるほか、黄粉に含まれるビタミンB1が炭水化物である菓子種(米)からも体内でブドウ糖を作り出してくれるため、持続的な脳へのエネルギー補給がなされ、集中して脳を使う時などに効果が期待されます。
御城下殿中は、これらの栄養素が消化吸収されやすい形で美味しく手軽に摂取できる上、余計な添加物などは一切入っておりませんので、お子様からご年配の方まで安心して召し上がるいただける現代人の生活に適した食品でもあります。
日々の暮らしにお役立ていただきたい、ゆきもりからのご提案です。
読み方は「福来=ふくれ」 姿がお多福の顔のようであることから付いたといわれています。
筑波山中腹は斜面温暖帯という麓より気温が高くなるという現象により、ミカン栽培の北限地とされてきました。
福来みかんは3cm前後の小粒で種が多いため可食部が少なく果肉は酸味が強いことから、現代においては地元でも温州ミカンが一般的となっておりますが、以前は、みかんといえば福来みかんが当たり前に食されており、庭木として福来みかんの樹があり食べられているくらい身近なものでもありました。
近年では独特の良い香りが改めて注目され、加工品の材料などに重宝されています。
古くから筑波山に自生しており、別名「筑波橘」ともいわれ、沖縄のシークワーサーや本州など各地に野生しているものと同じく柑橘類としては唯一日本原産であるミカン科タチバナの種類の一つと考えられています。
タチバナ(橘)は古事記や万葉集・日本書紀にも記載があり、垂仁天皇の頃に不老不死の゛ときじくのかぐのこのみ゛(非時香菓)として登場し、田道間守(たじまもり)が常世の国より持ち帰った果実とされています。
また、当時の日本では果実そのものが菓子の扱いであったことなどから、最高の果実である非時香菓(橘)を持ち帰った田道間守がお菓子の神様・菓祖神として奉られております。
もち米・水あめ・黄粉・砂糖
とても分かりやすくシンプルな材料の組み合わせだからこそ、素材を吟味し、新鮮な風味と味わいを大切にしております。
淡雪のように繊細な仕上がりが独特の食感になっている菓子種。
芳醇な香りとクリーミーな味わいが鮮烈な黄粉。
御城下殿中は、熟練の職人の手によって生み出されたこれらの素材を、細心の注意を払って菓子に仕上げた手造りの無添加健康食品です。
軽い米の餅に水あめと黄粉をからめた姿はしっかりとした筒状であり、ひと口食べれば黄粉の芳醇な香りが鼻を抜け、甘くクリーミーな味わいが口いっぱいに広がり、すっと溶けてゆく…
ゆきもりのこだわりが詰まった「御城下殿中」をぜひご賞味ください。
御城下殿中を造る際に「桶とヘラ」「伸ばし板」、そして4mもの長さがある「伸ばし台」が中心となる道具として挙げられます。
これらの道具は、全て天然木の無垢材を使用しており、製造過程において余分な水分を吸収したり、逆に適度に潤して殿中を良好の状態に保ってくれます。
御城下殿中(国産大豆黄粉)四本入り
御城下殿中(青大豆)四本入り
御城下殿中(国産大豆黄粉)六本入り
御城下殿中(青大豆)六本入り
御城下殿中(国産大豆黄粉七本+青大豆十四本コンビ)二十一本箱入り
御城下殿中(国産大豆黄粉十四本+青大豆十四本コンビ)二十八本箱入り
御城下殿中(国産大豆黄粉二十一本+青大豆二十一本コンビ)四十二本箱入り
御城下殿中(福来みかん)四本入り
御城下殿中(福来みかん)六本入り
【イチ押し】御城下殿中(国産大豆黄粉七本+青大豆七本+福来みかん七本トリオ)二十一本箱入り
御城下殿中(国産大豆黄粉十四本+青大豆十四本+福来みかん十四本トリオ)四十二本箱入り
御城下殿中(国産大豆黄粉十四本+福来みかん十四本コンビ)二十八本箱入り
御城下殿中(青大豆十四本+福来みかん十四本コンビ)二十八本箱入り
お中元やお歳暮、慶事・弔事での引き物等で多数のご注文をお考えの場合は、お気軽にご相談ください。
のし紙は一枚からお受け致します。
ご希望の場合は、志・御祝などの「表書きの種類」と記載する「お名前」をお知らせください。
※一般的なのし紙を使用したプリンター出力となります。様式はお選びいただけません。予めご了承ください。
箱入り商品につきましては、包装紙による包装がされております。
四本入り・六本入りは化粧袋となっておりますので、包装紙は使用せずにそのままのお届けになります。
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